HOME » EDに関するわかりやすい基礎知識  » まずは原因を知るべし

まずは原因を知るべし

このページでは、勃起不全の原因を調べています。

勃起不全とは?その原因を調査

「最近、どうも勃ちが悪くなった…」「いざというときに役に立たない」、そんな症状に覚えがある場合、勃起不全(ED)の可能性があります。勃起不全は、何らかの原因で本来の大きさや硬さが得られなくなってしまう症状です。勃起不全になってしまうと性交する際に十分な勃起ができなったり、勃起したとしても維持できなかったりします

そもそも勃起とは、脳からの性的な刺激が神経を介してペニスに伝達。陰茎海綿体(スポンジ状)の動脈を拡げ、血流が流れ込むことで起こります。一般的には、加齢により機能が衰えてくると言われていますが、原因は人により違うということを知っておきましょう。

勃起不全の原因は、精神的なものからくると思われがちですが、糖尿病、高血圧症、喫煙、飲酒、生活習慣の乱れなどが原因で発症することもあります。

思わぬことが原因になっている場合があるので、勃起不全を本気で改善したいと思っているのなら自分の症状を見極めることが大切です。

さまざまな自覚症状があるので、以下の例をチェックして参考にしてみてください。

  • セックスで興奮しているはずなのに、勃起しない
  • 平常時よりは大きくなっているのだが、充分な硬さに欠ける
  • 勃起してもすぐ萎えてしまい、挿入の途中で抜けてしまう
  • 朝勃ちやマスターベーション時は勃起するのに、セックスだとダメ
  • 以前は朝勃ちするのが普通だったのに最近なくなった

上記は、すべて勃起不全の症状としてあてはまります。正しい症状を把握し、適した治療に取り組むことで改善可能です。また、勃起不全を解消するための根本的な方法として、滋養強壮剤や即効性の高いバイアグラやレビトラなどの薬があります。どちらにも、メリット・デメリットがあるので、しっかりと効果を把握しておきましょう。ここでは、勃起不全を引き起こす各原因について調べてみたので、参考にしてみてください。

心因的な原因

勃起するためには、身体的・精神的に健康である必要があります。EDの原因は心因的な影響が大きいと言われており、特に30代未満の若年層の場合は、心因性EDがほとんどです。

2種類の心因性EDについて調べてみたので、詳しく説明します。

人間関係やストレスなどからくる間接的なストレス(現実心因性ED)

日常生活で感じるストレスがEDの原因となっているものを、現実心因と呼びます。仕事の忙しさ、失恋や離婚、夫婦の不仲、嫁姑問題、ペニスへのコンプレックス、経済的な不安、セックスに対するリスクなどさまざま。仕事の忙しさや職場でのストレスといった、性行為と結びつかないものも含まれるのが特徴です。

セックスに対するトラウマやコンプレックスなどの直接的なストレス(深層心因性ED)

心の奥にある怒りや憎しみ、不安などの感情を深層心因と言います。パートナーへの不満、幼いころのコンプレックスやトラウマなどが挙げられます。ホモセクシャルやバイセクシャルなどの性的マイノリティ(少数派)が影響していることも。本人が気づいている場合もあれば、まったく自覚できていない場合もあります。

心因性EDの治療法として、バイアグラやレビトラといった治療薬を処方する投薬治療やカウンセリングで心の問題を解決する心理療法があります。正しい治療を行なうことで良くなるケースが多く、前向きに改善に取り組む姿勢が大切です。

加齢

人が生きていくうえで避けて通れない「加齢」も、勃起不全を引き起こす原因の1つです。ペニスの血管に多くの血液が流れ込むことで起こるのが、勃起のメカニズムです。一方で、動脈硬化によりペニスに血液が十分に流れなくなってしまうと、勃起不全を発症。また、男性ホルモンが不足してしまうと、ペニスの血管を拡張させる効果のある「一酸化窒素」が供給されなくなり、勃起不全を引き起こす可能性があります。

ED対策として、動脈硬化の予防が大切です。動物性脂肪が多い食事やアルコール、喫煙などを控えるようにしましょう。さらに肥満も動脈硬化の原因の一つと考えられているため、適度な運動を心がけ、バランスの良い食事で体重を適正値に保つのも効果的です。中高年になると「歳だから仕方がない」「もう若いころのようには…」と諦めてしまいがち。しかし、60歳を過ぎても勃起不全に悩まされていない人も多くいます。加齢のせいだと諦めずに、まずは食生活や生活習慣を見直すことからはじめてみましょう。

勃起不全は症状に合った治療法に取り組むことで、改善が期待できます。特に勃起不全の治療で使われるバイアグラは、一時的ですが効果バツグン。別名「PDE5阻害薬」とも呼ばれ、勃起の際にペニスに血液が流れ込むのを妨げる「PDE5」という酵素を阻害する薬です。それだけではなく、血管を拡張させ血流を改善する効果のある一酸化炭素を増やす働きもあります。

バイアグラは海外から個人輸入も可能ですが、偽造品や粗悪品が多く健康被害も報告されているため、必ず医師に相談して処方してもらいましょう。ほかには、継続して飲むことで根本的な勃起不全の改善を図ることのできる滋養強壮剤があります。副作用がなく体への負担も少なくて済みますし、継続的に効果を得ることが可能です。自分自身の身体に合った改善方法を選んで、長い人生を楽しく過ごしましょう。

生活習慣病

不摂生な生活を送ることで発症する生活習慣病も、勃起不全の原因になります。血流が悪くなる動脈硬化や神経に影響を与える糖尿病などが主な勃起不全の原因です。これらは、中高年だけではなく生活習慣が乱れてしまっている若い人も発症します。例えば下記にあてはまる人がいれば要注意。すぐに生活習慣を改善する必要があります。放置しておくと「夜の老化現象」も早まる一方になってしまいますよ。

生活習慣の乱れチェックリスト

  • 肉や加工食品を中心とした食生活
  • 過度の飲酒や喫煙
  • 運動不足、睡眠不足
  • 健康診断で指摘された高血圧、糖尿病の傾向、脂質異常症の放置

京都大学が20~60歳の150人を調査したところ、軽度なものも含めて約50%が勃起不全という結果が出たそうです。診断されても「重症ではないから問題ない」「勃起が弱いのは病気じゃない」「医師に相談しにくい」などという考えから、治療を先送りにする傾向があるのだとか。

勃起不全は、健康のバロメーターと言われるほど身体と密接に関わっています。そのまま放置してしまうと動脈硬化が進み10年後にはより重篤疾患になってしまう可能性も。アメリカで実施された勃起不全の人を対象とした調査では、高血圧や脂質異常症などを合併症している割合が高く、循環器系の疾患が発生する確率も高くなるという結果が出ています。

逆に言えば、勃起不全を治すことは健康を見直すチャンスでもあります。滋養強壮剤であれば、副作用の心配をせずに勃起不全の根本的な改善に取り組め、体の活力源にもなるのでおすすめですよ。

病気・けが

年齢に関係なく「病気」や「けが」が原因で、勃起不全になることがあります。たとえば、前立腺肥大化やがん細胞の増殖により、血管や神経が圧迫。血液が海綿体に流れにくくなることや脳からの信号が遮断されることによって、勃起不全になってしまうのです。そのほかにも膀胱がんの手術で血管や神経を摘出したことが原因で勃起不全になるケースも。現在ではペニスが正常に機能するように必要な神経や血管をなるべく残す医師が増えているそうですが、リスクの可能性があることも覚えておいたほうがいいでしょう。

事故で骨盤の骨折や脊髄を損傷してしまい、勃起不全になることもあります。脊髄には重要な神経が多く通っており、そのなかには勃起に関する神経も存在。そういった神経がけがによって傷つくことで神経伝達がうまくいかず、勃起不全になってしまう可能があるのです。また、重要な神経を傷つけてしまうと治療も困難になってしまいます。

ほかにも、ペニスを強打して傷つけてしまうことで起こるのが外傷性勃起不全です。激しいスポーツで「ボールが直撃したり」「ほかの人の腕や脚が当たったり」「派手に転倒」などが原因になります。突発的に起こるので、完全に防ぐことは不可能と言えるでしょう。

また、衝撃を受けた瞬間に外傷性勃起不全になってしまっていても、けがの痛みが先行するため気づきにくいのが特徴です。痛みが治まって「そろそろ解禁するか…」と思った時には手遅れという場合も。スポーツでペニスに外傷を受けた場合は、勃起不全のことも念頭に入れて病院で治療するようにしてください。

持病や疾病の症状を抑えるために服用している薬の副作用で、勃起不全になってしまうことも。薬剤性EDと言われ、抗うつ剤や抗精神病薬などに勃起不全になってしまう副作用の報告例があります。常用薬のなかには、「性欲」「勃起」「射精」の機能を低下させるものがあります。

勃起障害の原因となる薬

  • 抗コリン作動神経に関連する薬(鎮痙薬のアトロピンやスコポラミンなど)
    神経伝達物質のアセチルコリン減少、ムスカリン受容体の遮断によって勃起不全になる可能性があります。
  • 交感神経に関連する薬(高血圧治療薬の塩酸クロニジンやα-メチルドパなど)
    交感神経の受容体が刺激・遮断されることで勃起不全を引き起こす可能性のある副作用があります。
  • プロスタグランディンに関連する薬(非ステロイド性抗炎症薬のインドメタシン)
    ペニスの筋肉を弛緩させることで勃起させるプロスタグランディンという物質の合成を抑制する働きがあります。

勃起不全は命にかかわる病気ではないことから、薬の説明書に一例としての記載が少ないのが現状です。これは、日本の製薬会社や管理指導する機関の性機能への関心の低さが原因と考えられます。医師や薬剤師に相談するのはもちろん、自分が服用している薬についての正確な知識を持つことが必要と言えるでしょう。常飲している薬があるなら、医師に勃起不全の副作用がないかを確認して処方してもらうことをおすすめします。

神経の障害

糖尿病性神経障害や自律神経が乱れることによって、勃起不全を発症するケースもあります。正常に勃起するためには、神経が正しく機能していることが必要不可欠。脳を含む中枢神経や身体全体に広がる末梢神経が性的刺激を受けることでペニスへ信号を伝達し、勃起へつながります。そのため、神経がダメージを受けると勃起不全になってしまうのです。

糖尿病性神経障害は、高血糖によって全身の末端神経に影響を及ぼすのが特徴です。血糖中のブドウ糖が高濃度になり、ソルビトールという物質が神経内に蓄積。神経線維に異常が出ることで、勃起不全をはじめ、体にさまざまな不調を引き起こします。さらに血糖値が高いことで毛細血管の血流が悪くなり、神経細胞に酸素や栄養素が行き渡りにくくなるのも勃起不全の原因の1つです。軽度であれば、バイアグラやレビトラなどのPDE5 阻害薬により改善効果を期待できます。しかし、重度の場合は薬が効ないことも。その際は、血管作動薬を陰茎海綿体に直接注射するICI 療法を実施。

勃起不全を引き起こす可能性のある自律神経の乱れですが、なかには自律神経が過剰に反応してしまう体質や性格の人もいるとのことです。そういった人は特定の発症条件がないため、医師に相談して一人ひとりに合った治療を行なうことが重要となります。糖尿病性神経障害や自律神経の乱れは早期治療が大切なので、早めのクリニック受診がED改善の近道です。

【免責事項】
このサイトは2016年7月の情報をもとに個人が作成しています。
最新の情報は各公式サイトをご確認ください。

人気の滋養強壮剤3つを比較