EDと喫煙の関係とは?

ED(勃起不全)は男性の抱える深刻な問題の一つです。EDにはストレスや体質、加齢、遺伝的な要素などが関わっているとも言われていますが、生活習慣の中にも深刻なリスク要因が隠れています。

喫煙者にとってタバコはストレス解消や気分転換に欠かせないものですが、今回はタバコとEDの関係について見ていきたいと思います。

現在、EDの一つとして有力視されているものが「喫煙」です。喫煙は、血流障害を引き起こすもっとも有力なリスク要因であり、この血流障害がEDを招くと考えられています。生活習慣病などのリスクを増やすとともに、男性の深刻な悩みももたらす可能性があるのです。

喫煙とEDの関係については、タバコに含まれる「ニコチン」という物質が大きく関わっています。ニコチンには血管を収縮させる作用があり、タバコを吸うことによって毛細血管における血流量の低下や、毛細血管そのものの損傷を招くおそれがあります。

血流量の低下によって細胞が酸素不足になるため、スムーズな血液の流れがさらに阻害され、陰茎海綿体への正常な血液の流れをも阻害することになります。

陰茎には複雑な毛細血管が張り巡らされており、血流の低下はEDに直結しやすいと考えられています。そのため、体の毛細血管だけでなく、陰茎海綿体や陰茎そのものの血管機能にも異常が生じ、勃起機能が低下するということも考えられます。

研究によれば、タバコを吸わない人と吸う人とを比較した際に、一日あたり11本から20本吸う場合はEDのリスクが1.5倍になり、21本以上では1.65倍となり、喫煙本数が多い人ほどEDになりやすいと考えられています。

さらに別の調査によれば、EDにかかっている人の4割がタバコを吸っているという結果も挙げられています。すべてのED患者のうちの4割が喫煙者であることを考えると、タバコとEDは決して無関係ではないことが分かります。

その他の研究でも、ED患者さんの80%以上が喫煙者であるというデータもあります。逆に言えば、タバコを止めることでEDのリスクを大きく減らすことができるとも言えます。

タバコにはニコチンのほかにも、一酸化炭素・ヒ素・ダイオキシン・カドミウムなどさまざまな有害物質が含まれており、4000種類以上もの化学物質が複雑に含有されています。それらの作用によってEDが起きやすくなるとも言われていますし、ED治療薬の効果が化学物質の力で低下するとも言われています。

タバコは依存性が高い嗜好品なので、一度良さを知ってしまうと簡単に止めることができません。しかしタバコが体に及ぼす害を考えると、決して無視することはできません。

ED患者全体の4割から8割が喫煙者であるという研究結果を考えた時、やはりEDを克服するためには、喫煙本数を減らしたり(減煙)思い切って禁煙に取り組むといった方法がもっとも効率的になります。

タールの含有量が少ないタバコを吸ったとしても、タバコを吸うことに変わりはないため、やはり減煙か禁煙をする必要があるでしょう。

それも難しい場合は1,2日おきに禁煙期間を設けたり、少ない本数から徐々に禁煙を目指すなどして、計画的にタバコに向き合っていく必要があります。

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